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情報紙エソール
エソール広島では、情報紙「エソール」を年3回(4月・7月・1月)発行しています。
特集記事・行事報告・
読書ガイド・催し物等情報満載です。ぜひご覧ください。◆(希望者には郵送にてお送りします。)
VOL54(平成16年秋号)

- 第15期ひろしま女性大学・第4期ひろしま女性いきいき講座修了式・修了記念講演会
- 2P
- 在宅ワーク支援センター福山がオープンしました
- 4P
- 平成16年度広島県海外大学日本語・日本文化体験プログラムを受け入れました
- 4P
- 平成16年度地域活動団体の育成・支援事業の支援事業が決定しました
- 5P
- 国の行政機関の研修を受け入れました
- 5P
- エソールのページ
- 6P
- ひろしまけん通信
- 7P
- エソールインフォメーション
- 8P
『エソールdeトーク』をはじめます!!
情報紙「エソール」では,テーマ投稿のコーナーを設け,読者の皆様の声を募集します。 より活気ある紙面づくりにぜひご協力下さい!!
「パートナー同士で何と呼び合っていますか?どう呼ばれたいですか?」
「来年チャレンジしたいことは何ですか?」
・・・お好きなほうのテーマを選び次の要領でお寄せください。・・・
- 文字数
- 100字以内
(編集の都合上,趣旨を変えない範囲で原稿を編集する場合がありますので,あらかじめご了承ください。) - 投稿方法
- ご意見・住所・名前・年齢・性別・電話番号・匿名希望の有無(匿名希望の場合は ペンネーム)をご記入の上,郵便,FAXまたはE-mailでお寄せください。
- 締め切り
- 平成16(2004)年11月30日(火) 消印有効
- 送付先
- <郵便>
〒730-0043 広島市中区富士見町11-6
(財)広島県女性会議 情報紙係
<FAX> (082)240-5441 <E-mail>essor@essor.or.jp
※件名を「エソール投稿」にしてください。
第15期ひろしま女性大学・第4期ひろしま女性いきいき講座 修了式・修了記念講演会
平成16(2004年)9月12日(日),エソール広島において「第15期ひろしま女性大学」及び「第4期ひろしま女性いきいき講座」の修了式及び修了記念講演会が行われました。 女性大学は人材養成課程広島校27名・福山校13名・通信課程6名,いきいき講座は7名が修了されました。昼食を兼ねた交流会では,一年間学んだ感想として,「これからも学び続けたい」「今後に生かしたい」「仲間ができた」「大変だったけれど論文を書き終えた達成感はすばらしい」などの声が聞かれ,修了生のパワーが感じられた一日でした。
(株)西京銀行 経営戦略室副調査役 高橋 薫さん
西京銀行は女性の積極的な活用(将来の幹部候補生である総合職へ女性職員の積極的な採用)に取り組んでいます。 総合職採用総人数に占める女性の採用者数は,平成6年度には23名中1名(女性の比率4.3%)でしたが, 平成14年度には39名中14名(女性の比率35.9%),平成16年度には24名中11名(女性の比率45.8%)というように, 女性の比率が10年間で約10倍になってきました。今年度より全国で初めての女性の常勤役員や女性の支店長も誕生しています。 こうした女性労働者の能力発揮に積極的に取り組んでいる企業として,厚生労働省の均等推進企業優良賞をいただきました。 また福利厚生面でも,仕事と育児の両立支援・優秀な人材の確保等を目的として企業内託児所「きららキッズパーク」を開設しています。
初めての女性総合職として
私は男女雇用均等法施行の1期生として,また初めての女性総合職として,昭和62年山口相互銀行(現西京銀行)に入行しました。 当時総合職の採用人数は17名で女性は私一人でしたので,お客様の資産を一番有利に運用できるようなアドバイスのできる銀行員になりたい, 同期の男性行員に負けないように頑張ろうとの思いが強く,怖いもの知らずなところもありました。
挫折
努力すれば認められるし,努力すれば自分の力になって多少の業務はできるようになると, 自分の力をかなり過信していた頃,融資係を命じられました。 融資のイロハも知らず事務の取り扱いも中途半端な理解のまま窓口にすわることになりましたが, 今までもうまくやってきたのだから何とかなるだろうという軽い気持ちで引き受けました。 しかし世の中は決して甘くはなく,現実はアップアップの状態で,一日に何度も支店長から呼ばれて叱られました。 当時23歳くらいだった私は,こんな小さな支店の融資係もできないなんて自分はもうだめだと思い, 荷物をまとめて実家に帰ってしまったのです。実家に帰って4日目頃, 「こんなところで逃げてしまったら,何か困難にぶつかってしまった時にいつでも逃げ出すような人間になって何も乗り越えられなくなるぞ。」 との父の一喝で,このことを乗り越えてから辞めようと職場へもどりました。 そんな私を職場のみなさんは温かく迎えてくれて頑張ることができました。みなさんにはご迷惑をかけたのですが, 自分の力を見つめ直す大変よい機会になりました。
結婚・出産・育児
以前に山口県女性少年室主催の研修会で,「雇用されてから退職するまでを一本の道に例えると, 男性は概ね定年退職まで真っ直ぐ前を向いて歩いているが,女性はこの一本の道からいつ降りようかと迷いながら下を向いて歩いている。」 という話がありました。女性は仕事をすることに決して消極的というのではないけれど,定年を迎えるまで仕事を続けるには, 人生の節目でいろいろな問題が起こってくるということです。具体的には,結婚・出産・育児・介護など女性だけの問題ではないのですが, どれも家庭にとっては重要な課題です。仕事と家庭を両立するには現在まだ十分な環境が整っているとはいえない状況です。 私自身,6歳の男の子を持つ母親で,結婚して10年になります。 出産について考えた当時は,係長になり仕事がおもしろくなってきた頃でしたが, 自分の年齢・ポジション・夫の年齢・子どもの成長を考え,子どもを産もうと気持ちを切り替えました。 まだ銀行内で妊娠して仕事を続けるケースはごく限られていて,妊婦に対する理解があったとはいえない状況でした。 妊娠5か月で大量出血,切迫流産の恐れ...一時は子どもの生命も危ぶまれたつらい時期もありました。 また子どもが1歳を過ぎる頃からいろいろな病気にかかり始め,休みを取らなければいけないことが多くなり, 家族や会社に迷惑をかけてしまいました。出産・育児を通して,自分の認識不足を反省するするとともに, 企業の育児支援策の充実を願いながら,子育ての楽しさや素晴らしさを伝えていきたいと思います。
ライフデザインを考えながら
ライフデザインというのは,その人の価値観に基づく生き方や哲学であると思います。 人生全体の目的を決める,何のために生きるのか,目的であり,目標であり,その人の戦略や計画であり, 生き方のビジョンといえるものです。これに対してライフプランというのは,長期の人生設計,生涯の生活設計になります。 長期の具体的な生活プラン,暮らし方です。それは生きがいや健康だったり,お金だったりします。 具体的な検討項目としては,プライベートでは結婚・住宅取得・教育・老後,ビジネスの面ではキャリア形成・転職・独立といった要素が含まれます。 ライフプランニングというのは決して新しい概念ではありません。私たちが生きていく中でごく自然に行っていることで, ただそれを意識しているかいないかという差になると思います。人生はライフプランを立てたからといって計画通りには進みませんが, 自分の目的や方向性が明確になれば,人生を主体的に送ることができるのではないでしょうか。 ライフプランニングのもとになるものを,ライフデザイン・ライフプランということで分けることができます。 ライフプランやライフデザインと似た言葉でライフステージやライフスタイルがあります。 ライフステージとは年代別の生活状況で,一般的な形として20代独身自立期,30代既婚成長期,40代既婚成熟期前半, 50代既婚成熟期後半,60~70代既婚老後前期,70代以降老後後期があり, それぞれのライフステージでのイベントに関わる必要資金を考えていく必要があります。 ライフスタイルというのは,個人の生活の仕方であり,フリーター・シングル・専業主婦(専業主夫)・共働き・ディンクス・海外移住・ Iターンなど様々なスタイルが考えられ,一昔前に比べて多様化しています。
さいごに
東京ではセミナーもいろんなところで開催されていて,そういった機会がたくさんありますが, 地方ではまだまだ刺激が少ないように思います。そんな中でこのひろしま女性大学というのは大変素晴らしい取り組みで, 山口県にもこういった勉強できるところがあればいいなと実感しています。 環境が整っていても自分で積極的に取り組んでいかなければ成長というものはありませんし, 逆に自分が取り組もうとしてもキャリア形成できる環境がなければ,会社に環境づくりをしてもらうように自分から働きかけていかなければいけません。 働きやすい会社というのは,人間関係がよい,キャリアが形成できる, 働きにあった収入が得られるということが挙げられるそうです。 キャリアが形成できるというのは,制度だけの問題でなく風土があってこそ制度が生きてくるものだと思います。 風土は一朝一夕にできるものではありませんが,風土づくりこそが大切ではないでしょうか。 将来のキャリアビジョンを考える上で仕事のことだけでなく,ライフプラン・人生設計を一緒に考えていかなければいけないと改めて実感しています。 5年後,10年後の自分の理想の姿に対して具体的な課題を一つひとつ達成していくことによって, またいかにいきいき生きられるかを追求していくことができるかによって,最終的に自分の理想というものに結びついていくのではないでしょうか。